2016年11月24日 第48号
カナダ統計局は18日、10月のインフレ率が1・5パーセントだったと発表。9月の1・3パーセントからやや上昇した。しかし、カナダ銀行が目標としている2パーセントには届かなかった。価格変動の激しい項目を省いたコアインフレ率は1・7パーセントで、前月の1・8パーセントからやや下落した。
インフレ率上昇幅が大きかったのはガソリンで2・5パーセント。住宅も1・9パーセント上昇し2015年1月以来の大きな上昇幅となった。要因は住宅価値の維持のためにかかった費用や固定資産税の上昇としている。
一方で、食料品の価格が0・7パーセント下落。2000年1月以来17年ぶりとなった。