2016年9月29日 第40号
ビデオ・オンデマンドサービスを提供するショーミ(Shomi)が今年11月末でサービスを終了すると26日発表した。
ショーミは大手通信会社ロジャーズ・コミュニケーションズとショウ・コミュニケーションズが共同出資して2014年11月に立ち上げたビデオ・オンデマンドサービス。ただ同様のサービスは、ネットフリックスをはじめ、アマゾンプライムやBCEのクレイブTVなど競争が激しく、独自コンテンツを充実させるネットフリックスや、HBOなど人気コンテンツを視聴できるクレイブTVと比べて、視聴者を引き付ける魅力に欠けていたことから、当初から苦戦を強いられていた。
ロジャーズとショウ契約者でもサービスをよく知らないという人も多かったという調査結果などからも同サービスが浸透していないことが明らかになっている。
サービス終了に伴う人員削減や契約者への対応については、今後、詳細を発表するとしている。