2016年9月29日 第40号

 現在、バンクーバーで行方が分からなくなっている日本人女性の古川夏好さん(30)について、連邦警察(RCMP)バーナビーが新たな情報を公開し、市民に協力を呼び掛けている。

 公開されたのは古川さんが9月8日、男性と一緒にダウンタウンを歩いている姿のビデオ映像の静止画像で、警察はこの男性を古川さんの情報を持っているかもしれない人物として、男性についての情報提供を呼び掛けている。

 この映像が撮影されたのは9月8日午後1時27分、ダウンタウンのシーモア通りとヘイスティングス通りで、親しそうに会話をしながら歩いているとみられている。男性は、30歳前後の白人で、痩せ型中背、髪の毛は明るめで、暗い色のジャケットにブルージーンズ、ランニングシューズ、野球帽を身に着け、取っ手の部分が赤色のジムに通うようなバッグを持って、背中には暗い色のダッフル型リュックサックを背負っていると説明している。

 古川さんはバンクーバーに語学留学中で、RCMPバーナビーによると、古川さんが最後に目撃されたのは9月7日バーナビーで彼女のルームメイトと一緒だったとされている。最後に連絡が確認されたのは9月8日朝の友人宛てのメッセージで、それ以降、連絡が取れないという。警察に行方不明として報告されたのは9月12日と発表されている。

 古川さんについての情報、もしくは、今回ビデオ映像で公開された男性についての情報は、RCMPバーナビー604-294-7922 ext. 5164、もしくは、クライムストッパー1-800-222-TIPSまで。

 

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