2016年9月22日 第39号

 メジャーリーグサッカー(MLS)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは6日、コロラドでラピッズと対戦。成す術もなく0-2で敗戦した。

 トリニダード・トバゴ共和国での北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)チャンピオンズリーグ第1戦を含む4試合連続アウェーと厳しいスケジュールの中で、ホワイトキャップスはなかなか勝ち星がつかない試合が続いている。

 前回MLSレギュラーシーズンで勝利したのは、ホームでの7月13日リアル・ソルトレイク戦。その後4試合は引き分け2試合、負けが2試合。うち3試合は無得点と得点力不足が顕著になっている。

 6日のラピッズ戦では7月30日に、ヒューストン・ダイナモから移籍したFWバーンズがホワイトキャップスとして初出場。MLSで実績を持つフォワードを投入したが、得点には結びつかなかった。FW工藤も78分から途中出場したが、ゴールを決めることはできなかった。

 この4試合でホワイトキャップスが獲得した勝ち点はわずか2。24試合を終え、8勝10敗6分け、勝ち点30で、西カンファレンス7位に転落。プレーオフ圏外へと弾き出された。

 次は12日、ホームに戻り8位サンノゼ・アースクエイクスと対戦する。この試合に負ければ8位に転落する崖っぷちの戦いとなる。

 

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