北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)主催のクラブチームサッカー大陸選手権CONCACAFチャンピオンズリーグに出場するための国内大会ACC(アムウェイ・カナディアン・チャンピオンシップ)決勝が21日、トロントで行われた。

 ACCには5チームが参加。北米2部リーグに所属するオタワ・フリューリーFCとFCエドモントンとの対戦で勝ったチームが、MLS(メジャーリーグサッカー)3チームに加わり、準決勝、決勝と戦う。

 今季の決勝はトロントFC対バンクーバー・ホワイトキャップスFC。ホーム&アウェーの勝ち数で勝敗を決め、来年のCONCACAFチャンピオンズリーグ出場権を獲得する。

 第1戦はトロントで行われた。両チームとも18日にMLSレギュラーシーズンを戦い、中2日と厳しいスケジュールで臨んだ。試合は序盤から互角の戦い。均衡が破れたのは43分、FWジョビンコがホワイトキャップスのディフェンダーの隙をついてゴールを決め先制。その後は両チームとも譲らず、結局トロントがこの1点を守り切り、まずは1勝をあげた。トロントの遠藤翼は78分から途中出場した。

 第2戦は29日バンクーバーに舞台を移す。両チームとも25日にはMLSの試合をアウェーで戦った後、中3日でACCと厳しいスケジュールが続く。

 昨年はホワイトキャップスがモントリオール・インパクトを下し、ACC優勝杯ボヤジャーカップを獲得した。連続出場を目指すホワイトキャップスが優勝するには、次の試合で最低でも2 -0での勝利が必要。1 - 0の場合は延長戦、さらにPK戦での決定となる。試合は29日BCプレースで午後7時キックオフとなっている。

 

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