MLS(メジャーリーグサッカー)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは8日、BCプレースでオタワ・フューリーFCとACC(アムウェイ・カナディアン・チャンピオンシップ)決勝戦への進出をかけて対戦。崖っぷちの試合で本領を発揮した。

 ACCは来年のCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズリーグへの出場権をかけたカナダ代表クラブチームを決定する大会で、毎年5チームで争われる。

 今年のホワイトキャップスは2部リーグのヒューリーと準決勝で対戦。楽勝するかと思われたが、オタワでの試合に2‐0と負け、ホームで3点差以上を取らなければならない厳しい試合となった。

 しかし、この日はフォワードが絶好調。開始早々3分にPKで得点すると前半に追加点、後半にもリベロが決め3‐0。このままリードを守りきり、辛うじて決勝への切符を手にした。

 もう一方の準決勝、トロントFC対モントリオール・インパクトはトロントが制し、決勝はバンクーバー対トロントとなった。試合は22日トロントで、29日バンクーバーで行われる。

 

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