バンクーバー・ホワイトキャップスFCは4月30日、ニューヨークでニューヨーク・シティFCと対戦。先取点を奪ったものの、前半で逆転を許し、後半同点に追いつくも、再び引き離され結局2―3の逆転負けを喫した。

 ホワイトキャップスは試合開始37秒、FWリベロの今季初ゴールで先制。幸先の良い出足となった。しかし、35分、41分に続けてゴールを決められ逆転される。63分にはMFボラノスが前試合に続きゴールを決め同点に追いつくものの、73分にゴールを許し、これが決勝点となった。

 ホワイトキャップスにとっては厳しいスケジュールが続いた。4月23日のホームゲームのあと、4月27日もホームで試合を行い、そしてこの日ニューヨークでの試合。23日の試合後にロビンソン監督は選手のやりくりが必要と示唆していた。この日は、DFハーベイを温存、DFエアードもチームに同行しなかった。リベロも27分で交代。MFテチェラも先発から外れた。27日に先発出場したFW工藤も、この日はベンチで試合を見守った。

 これでホワイトキャップスは10試合を終え、3勝5敗2分、勝ち点11。西カンファレンス8位と低迷している。次はホームで7日、カスケディアライバルのポートランド・ティンバーズと対戦する。ティンバーズとは昨年のプレーオフで敗戦して以来となる。

 

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