日本では1970年代から子供向け特撮番組として絶大な人気を博し、現在でも毎年新シリーズが放映されている長寿テレビ番組、スーパー戦隊シリーズ。北米でも90年代からパワーレンジャーなどのタイトルで製作・放映され、当地の子供たちの間でも知名度は高い。

 その劇場版映画の製作が決まり、公開予定日の2017年1月13日に向けて撮影が進められている。

 そして25日からは、日系移民の歴史とも関わりが深い、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドのスティーブストンで、大規模な撮影が行われている。リッチモンド市によると、主なロケ現場は、同地区の中心モンクトン通りで、No.1アベニューとNo.3アベニューの区間。そのほかベイビュー通りの同区間と、モンクトン通りとNo.1ロードの交差点でも撮影が行われる予定。

 ロケのスケジュールは5月17日までとなっており、午前7時から午後10時までは交通規制なども行われることがあると、市では説明している。

 なお、この間も商業施設は通常どおり営業しているほか、道路わきの駐車スペースが使用できなくなる代わりに、ガルフ・オブ・ジョージア缶詰工場の駐車スペース(チャタム通りぞい)が無料開放される。

 またこのロケにより、少なくとも5カ月にわたり300人ほどのフルタイム雇用が創出されると、市は付け加えている。

 今回の5人のヒーローには、デイカー・モントゴメリー、ルーディ・リン、RJサイラー、ナオミ・スコット、そしてベッキー・Gが扮し、エリザベス・バンクスが演じる悪者と戦いを繰り広げる。

 

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