ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーで20日に行われたポール・マッカートニーのコンサートにも飛び入りして、会場を大いに沸かせたジミー・ファロンが21日、今度はレストランで突然のパフォーマンスを披露した。

 ジミー・ファロンは、アメリカの有名な物まねコメディアンかつ俳優。また2013年からは、大物テレビ司会者ジェイ・レノに代わって夜のテレビ・トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』の司会を務めている。

 そんな彼が友人らと訪れていたのは、同市中心部の高級フレンチレストラン、ル・クロコダイル。妻のバースデー・ディナーで同店を訪れていた常連客、外科医のブライアン・デイさんによると、ジミー・ファロンはデイさんと話をしていた店のオーナー、マイケル・ジェイコブさんを自らのテーブルに招くと、彼のためにR・ケリーの『イグニッション(リミックスバージョン)』を友人とともに歌い始めた。

 この店は有名人がたびたび訪れることでも有名で、デイさんもアンジェリーナ・ジョリーなど何人かを見かけたことがあるという。しかし多くの場合はプライベートな時間を過ごすために目立たないようにしていることが多く、他の客もそっとしているのが常だとデイさん。さらにこの店ではライブ演奏も行わないことから、ここで生演奏を聞くことは極めてまれだと付け加えていた。

 またマハラム・Z・フォアディさんもこの日、妻の誕生日ディナーを楽しんでいたが、突然アカペラコーラスが始まった時には、単なる酔っ払いのパフォーマンスと思って携帯で撮影を始めたと、その動画を投稿したサイトに書き込んでいた。しかしやがて歌っているのがジミー・ファロンだと気づき、妻との特別なディナーに彼らが花を添えてくれたと、コメントを加えていた。

 メディアによると、ジミー・ファロンはアメリカ・フロリダ州のユニバーサル・スタジオ・オーランドで2017年から公開される3D新アトラクション、『レース・スルー・ニューヨーク』の撮影でバンクーバーを訪れていた。

 

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