メトロバンクーバーの公共交通機関トランスリンクの従業員がストライキの是非を決める投票を今月28日に行うことが19日分かった。バス運転手やシーバス運航などの従業員約4700人で構成されている労働組合が明らかにした。

 労働組合はコースト・マウンテン・バス・カンパニーと2月17日から話し合いを続けているが、4月6日に決裂したという。労働組合側は、賃金の値上げ、福利厚生の充実、労働条件の改善などを求めている。

 仮にストライキとなれば、バス運転手、シーバス運航、整備・修理工などにも影響する。ただスカイトレインの運行には支障は生じない。

 カンパニー側は協議中の案件のため、コメントは控えるとしている。

 前回にストライキがあったのは、2001年夏。その時は春から約4カ月間ストライキが続き、多くの市民や観光客の移動に大きな影響を与えた。

 

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