最年少で国会議員に当選し、議員引退後はメディアで政治コメンテーターとして活躍していたジャン・ラピエール氏(59)が29日、飛行機墜落事故で死亡したことが分かった。25日に死亡した父親の葬儀に出席するために、家族と共にチャーター機でケベック州マデレーヌ諸島に向かっていた。飛行機は着陸直前に墜落。カナダ運輸安全委員会が事故原因を調査する。同乗していたラピエール夫人、同氏兄妹3人、乗務員2人、合わせて7人の死亡が確認されている。

 自由党から立候補し23歳で初当選。一時ケベック連合に所属していたこともあったが、2004年に再び自由党で当選するとポール・マーティン政権では運輸大臣などを務めた。議員引退後は主にケベック州で政治コメンテーターとして活躍。突然の訃報に国会は悲しみに包まれた。

 

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