ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーでは、自転車事故の15パーセントが不意に開いた自動車のドアに接触して起こっていたことが、わかった。
サイクリストの声を代表する非営利団体、ハブが発表した。この結果に基づき、同団体はバンクーバー保健局と協力し、道路わきに止めた自動車のドアを開ける際には、後方を確認するよう、ドライバーに呼びかけるキャンペーンを開始した。
開いたドアに自転車が接触し、サイクリストが負傷または死亡した場合はドライバーの過失となる。
こうした事故を避けるため、キャンペーンではドアの開け方も工夫するよう、ドライバーにアドバイスしている。すなわち開けるためのドアノブ操作を、ドア側の左手ではなく、遠いほうの右手で行うというもの。こうすることによって、自然と体がひねられ、左肩越しに後方を確認できるという。こうした自転車との事故を防ぐノウハウは、自動車免許取得の教習時にも教えられるべきだと、同団体は指摘している。
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