ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドで7日、パーツ販売の目的で盗難車の解体を行っていた工場が摘発され、32歳の女が逮捕された。

 工場の場所は、同市北部のリバー・ロードとシェル・ロードが交差するあたり。リッチモンドRCMP財産犯罪課と、バンクーバー市警察自動車犯罪課が合同で捜査を進めてきた。

 工場内からは解体されたホンダ・アキュラのセダンやホンダのクーペなどのほか、様々なパーツが押収された。一般にチョップ・ショップと呼ばれる、こうした盗難車の解体を手がける工場では、転売目的で盗難車や廃車の登録番号を付け替えたりもしていると警察は説明している。

 今回摘発された工場は日本車を専門に扱っていたが、北米の車種のパーツも見つかっている。

 自動車保険を扱うICBCでは、この5年間では毎年平均で6千台の車が盗まれているという。しかし、その数は年を追うごとに減少しているとのこと。

 

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