Serenity • The Kid Who Would Be King • Seven Samurai


 

Serenity

マコノヒー(左)とハサウェイ 2019 ©Aviron Pictures

 

封印した過去と向き合うスリラー映画

監督はスティーヴン・ナイトで、主演はマシュー・マコノヒー。カリビアンに住む漁師のベイカー・ディル(マコノヒー)は、離婚して平穏な日々を過ごしていた。ある日、元妻のカレン(アン・ハサウェイ)がやって来て、現在の夫が自分と息子に暴力的なので殺害してほしいと依頼してきた。自分の息子のためにその頼みを断りきれなかったベイカーは、謎の女性(ダイアン・レイン)との隠された過去と向き合うことになる。

14A 1:47 hr

上映:Cineplex Odeon International Village, Cineplex Cinemas Marine Gateway & VIP, Cineplex Cinemas Langley

 


 

The Kid Who Would Be King 

主役のサーキス 2019 ©20th Century Fox

 

家族で楽しめるファンタジー映画 

監督はジョー・コーニッシュで主演はルイス・アシュボーン・サーキス。アレックス・エリオット(サーキス)は普通の子供だったが、ふとしたことから聖剣エクスカリバーを引き抜いてしまう。かつてアーサー王を支えていた魔術師マーリン(パトリック・ステュワート)は、何の取り柄もない現代のアレックスにがっかりするが、しぶしぶと同年代の学生に変身する。学生の二人は仲間を集めて黒魔術を扱うモーガン・ル・フェイ(レベッカ・ファーガソン)を倒して世界を救おうと奮闘する。

PG 2:00 hr

上映:Cineplex Odeon International Village, Cineplex Cinemas Marine Gateway & VIP, Cineplex Odeon Park & Tilford, Cineplex Cinemas Metropolis, Silver City Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam & VIP, Cineplex Cinemas Langley

 


 

Seven Samurai (七人の侍)

今見てもかっこいい三船敏郎 1954 ©Toho

 

世界の映画監督に愛される日本の名作 

映画の歴史に名が挙がるモノクロの侍映画で、脚本・監督が黒澤明、主演は三船敏郎と志村喬。舞台は日本の戦国末時代。盗賊になった野武士の略奪と、それを見て見ぬふりをする代官の愚行に農民たちが困っていた。そんなとき人質事件が発生。偶然通りかかった浪人の勘兵衛(志村)の強さに農民たちは、彼に野武士退治を依頼する。だが勘兵衛は侍が7人必要だという。やがて勘兵衛の人柄と強さで集まった7人の侍たちが、身分差を超えて正義のために立ち上がる。過酷な撮影だったと俳優全員が口をそろえたほど、黒澤監督のこだわりがうかがえる作品。

R 3:27 hr

上映:The Cinematheque
2月21日(木) 7:00 PM
2月22日(金) 7:00 PM
3月2日(土) 7:00 PM
3月3日(日) 7:00 PM

(文 ジェナ・パーク)

 

映画 年齢制限
PG 保護者の同伴が望ましい。
PG-13 13歳未満は保護者の 注意や指導が望ましい。
14A 14歳以下は保護者の 同伴が必要。
18A 18歳以下は保護者の 同伴が必要。
19+ 19歳以上のみ。
G 制限なし。 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。