2020年2月6日 第6号
1月26日、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市のリバーロック・カジノリゾートで村尾敏夫さんの100歳の誕生日を祝う会が開かれ、家族や友人、また国外からのゲストもふくめ、のべ150人以上が集まった。
村尾敏夫さんの子ども5人と。子どもの1人は病気のため欠席した(前段右:村尾さん)
1920年にリッチモンド市スティーブストンで生まれた村尾さんは、日系コミュニティへ多大な貢献をしてきた。戦後は日本への送還かロッキー山脈東部への移住を迫られると日本へ渡ったが、1952年にはカナダに戻り、70歳の1990年まで漁師として活躍した。村尾さんの日系コミュニティへの貢献は、スティーブストン仏教会、スティーブストン日本語学校、スティーブストン剣道クラブをはじめ多岐に渡る。最近では、村尾さんの娘婿にあたるケルビン・ヒゴさんが推進委員会会長のスティーブストン・ニッケイ・メモリアル(スティーブストン日系記念公園)のプロジェクトで、アドバイザーも務めた。
当日は、上述のとおり沢山のゲストがお祝いに来場したが、村尾さんが以前会長を務めたカナダ國風流詩吟会からもメンバーが駆けつけ、村尾さんも加わって詩吟を披露した。
(記事提供 ケルビン・ヒゴさん)
孫とひ孫に囲まれてお祝い(中央:村尾さん)