2020年1月30日 第5号

1月23日、バンクーバー市にある隣組で建友会の新年会が開催された。在バンクーバー日本国総領事館から石川征幸領事と種村幸治領事、日系諸団体代表者が来賓として招かれ、建友会会員と合わせて約40人が出席。笑い声の絶えない楽しい会となった。

 

多様なジャンルからの問題にチームで取り組むクイズゲームで盛り上がる!

 

親睦と交流を深める

 雨模様の当日、参加者が会場に集まり始め、あちらこちらであいさつを交わし会話を楽しむ姿が見られた。今回は、バンクーバー日系ガーデナーズ協会、バンクーバービジネス懇話会、企友会、桜楓会、日加商工会議所、BC州日本酒協会、バンクーバー日系経済団体連絡協議会からそれぞれ代表者が出席し、他団体との親睦と交流も兼ねた新年会となった。

 役員の高久英輔さんが司会進行を務め、最初に会長の青山宜雄さんがあいさつした。建友会は住まいに関するさまざまな業種の人たちが集まる会であると話し、「今年も会員の皆さんにも楽しんでいただけるような企画を考えていきたい」と語った。続いて、日系ガーデナーズ協会会長の伊澤敏之さんが、2020年が皆さんにとって良い年となるようにと祈念して乾杯の音頭を取った。ナナズ・グリーンティー(日本発の抹茶やほうじ茶の専門カフェ)によるボリュームたっぷりのお弁当を楽しみながら、参加者同士の話が弾んでいた。

今年も充実した活動を目指す

 食事と歓談の後、高久さんが建友会の活動やイベントについて紹介した。バンクーバー周辺の建築・建設関係者のコミュニティーである建友会は、今年設立8年目を迎える。ウェブサイト(kenyukai.ca)も充実しており、建友会の活動報告や住まいに関する情報なども読むことができる。

 ゲームの時間では参加者が出身都道府県別に6チームに分かれクイズに挑戦。ゲームを楽しむだけでなく同じチームになった参加者同士の交流も図っている。問題に対し正解かどうかというより、一番多い回答を出したチームに点数が与えられるというルール。他のチームがどんな回答をするかを考えて回答を導くのがポイントだ。進行役の吉武政治さんがテンポよく進めていき、大いに盛り上がった。楽しい時間はあっという間に過ぎ、副会長の穴澤龍哉さんが、今年も建友会を益々盛り上げていくために皆さんの協力をお願いしますとあいさつして締めくくった。

 会長の青山さんに今年の建友会の活動について聞くと、「サクラデイズ・ジャパンフェアへのブース出展はこのところ連続して出しており、今年も出展いたします。また、会員向けの見学会(建築現場、建設現場、製品工場、物件見学など)を数回おこないます。8月は日系祭りのやぐら設置作業があります」とのこと。そして、「同じ業界の横のつながりを深くし、より良い住まいを提供するためのヒントを、互いに分かち合える活動をしてまいります」と抱負を語った。

(取材 大島多紀子)

 

開会のあいさつをする建友会会長、青山宜雄さん

 

乾杯の音頭を取った伊澤敏之さん。左は司会を担当した高久英輔さん

 

建友会副会長、穴澤龍哉さんが閉会の辞を述べた

 

新会員の紹介

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。