2020年1月16日 第3号

 「明けましておめでとうございます」の元気な挨拶で新しい子年が始まった。日本のお正月遊びの「かるた取り」「福笑い」「カタカナすごろく」「羽子板」「こま回し」「たこあげ」「百人一首」「書き初め」「餅つき」等々を各クラスの子ども達は楽しんだ。

 

百人一首

 

 毎年1月の授業の中で、生徒たちは日本のお正月遊びを体験する。

 かるた取りでは、元気よく「はい、はい」と言い「お話カルタ」をとる幼稚園児、自分で作った「カタカナかるた」や「漢字かるた」を楽しむ小学生、中学生と高校生は「百人一首」に挑戦した。

 土曜日は、小学科1年生から中学科3年生までが「すごろく・ビデオお正月クイズ・福笑い・こま回し・羽根つき・かるた取り・百人一首・書き初め」の部屋を移動しながら、お正月遊びをローテーションで遊んだ。大きな笑い声が各教室から聞こえて来た。

 また、お習字クラブ以外に初めて筆を持った小学科4年生から高等科上級生まで、「お正月」「お年玉」「春の七草」「世界平和」「百人一首」「子年の計画」「一期一会」等々、書き初めを楽しんだ。初めて筆を持った生徒は、「緊張した」「難しかった」「嬉しかった」と口々に話していた。

 1月9日に幼稚園4歳児クラスでは、毎年恒例となる「お餅つき大会」が行われ、28人の幼児がお餅を丸め、きな粉やお醤油と海苔で美味しく頂いた。

 日本のいろいろなお正月遊びを通して、新年の行事に親しんだ1週間であった。

(記事提供 グラッドストーン日本語学園)

 

福笑い

 

書き初め作品

 

書き初め

 

すごろく遊び

 

こま回し

 

かるた取り

 

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