2020年1月9日 第2号

2017年にバンクーバーで初の国際音楽コンクールを開催した

カナダ国際アーツ&ミュージック・ソサエティが、今年10月に 第2回『バンクーバー国際音楽コンクール』を開催すると発表した

(メディアスポンサー:バンクーバー新報)。

 

バンクーバー国際音楽コンクールで芸術監督を務めるピアニストのアレクサンダー恵子さん(左)と実行委員長のリン・リウさん

 

 2017年の大会ではシアトル在住の田口拓実さんが弦楽器部門でグランプリ優勝、当地在住の庄司蛍乃佳さんが弦楽器部門で銅賞を受賞。現在はふたりとも、アメリカとカナダの大学で音楽を専攻中である。

 「コンクールで競い合うだけでなく、音楽界でネットワークを広げることにも役立ててほしい」と、このコンクールの実行委員長を務めるリン・リウさん。芸術監督を務めるピアニストのアレクサンダー恵子さんも「バンクーバーという国際色豊かな町で、目標を持ってコンクールに応募してもらいたい」と話している。

 カテゴリーはピアノと弦楽器(バイオリン、ビオラ、チェロ、ダブルベース、ハープ、ギター)で、年齢別に4つのグループ内で競い合う。

 中国およびバンクーバーでの予選、ビデオ審査を経て、決勝は10月2・3日にブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)内のロイ・バーネット・ホールで行われ、4日にチャン・センターでガラコンサートが開かれる。申し込み締め切りは4月30日。

詳しくはhttps://vancouvercompetition.comまで。

(取材 ルイーズ阿久沢)

 

記者会見の模様。同コンクール実行委員、審査員、芸術監督、関係者のみなさん

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。