2018年9月13日 第37号
バンクーバー日本酒フェスティバルは、西部カナダ及びパシフィックノースウエストで史上最大のプレミアム日本酒フェスティバルです。 日本各地の酒蔵から100銘柄以上の各種日本酒、カナダ産および米国産の日本酒も出展されます。普段見ることのないたくさんの日本酒を利き酒するチャンスです。
今年は9月27日に、イベント会場は昨年と同じく、ザ・インペリアル(http://imperialvancouver.com)で開催されます。
昨年の日本酒フェスティバルの様子(写真提供 BC州日本酒協会)
今年の日本酒フェスティバルでは開催期間を延長して、1週間の“Sake Week”を催すことになりました。期間はメインイベントの日本酒フェスティバルをはさんで、“日本酒の日”10月1日までの開催となります。
イベントの内容は、日本酒と合う料理のクッキングクラス、レストランでの日本酒にフォーカスしたスペシャルメニュー、日本酒エデュケーションセミナー、リカーショップでのスポットライト紹介など多岐にわたります。詳細はこちらのウェブページで紹介しています。https://sakebc.ca/news--updates.html
一例として、PICA (Pacific Institute of Culinary Arts)料理学校の併設レストランBISTRO101にて、期間中、西洋コース料理に日本酒を合わせるランチとディナーメニューを提供します。今後、料理の世界で活躍する若いシェフたちが日本酒を知ることで、料理づくりの展望を広げ、新しい感性を養う機会になると、学長初めインストラクターたちも期待を寄せています。
“Sake Week”期間中は、複数の日本食レストランでの蔵元共催のサケ・メーカー・ディナーに加えて、洋食レストランで日本酒の利き酒メニューを提供します。また、民間経営のリカーストア大手でも複数の日本酒セミナーを開催、さらに日系文化センター・博物館では“日本酒に合うおつまみ”を作る料理教室も企画されています。
BC州日本酒協会はこのような取り組みを行なうことで、カナダで日本酒が従来の和食中心からさらに飛躍する機会をもつことが可能になると考えており、幅広く“お米のお酒”をアピールしていきます。この機会に、是非皆さんに足を運んでいただければと思います。
(記事提供 BC州日本酒協会)