2018年7月19日 第29号
7月7日土曜日、雨上がりのさわやかな日差しの中、バンクーバー日本語学校並びに日系人会館で「コミュニティ七夕まつり」を開催しました。浴衣や甚平姿のかわいい子ども達とご家族で会場は大賑わい。100名以上の参加者が会場に集まりました。小さな子どもだけでなく、高校生の日本語学習者、一般の方々も参加し、貸出しの浴衣を着て日本文化を楽しみました。
七夕かざりが玄関で来場者をお迎え
まず子ども達が夢中になったのは、七夕の飾り作り。器用にはさみやのりを使って、華やかな飾りを作りました。当日の朝採取した立派な笹竹に、それぞれの作品を飾りました。
今年も特別ゲストの朗読専門家、菅原おほみ先生による紙芝居に耳を傾けました。織姫と牛飼いのちょっと切ないお話に子ども達も引き込まれていました。『たなばたさま』と『きらきらぼし』の手遊び歌は、大きな身振り手振りに体を揺らして楽しみました。
昼食には具だくさんの七夕そうめんとスイカのセット、また、オレンジと宇治抹茶のかき氷も販売されました。涼を感じるおいしさに、お腹もいっぱいです。
工作、紙芝居、歌、昼食を楽しんだ来場者は、色とりどりに飾りつけをした笹の枝を手に会場を後にしました。きっと短冊に書いた願い事も叶うことでしょう。
毎年笹竹を寄付してくださる布谷邦夫さんに心よりお礼申し上げます。
(記事・写真提供:バンクーバー日本語学校)
手を動かして楽しいかざりをたくさん作りました
手を動かして楽しいかざりをたくさん作りました
会場いっぱいの来場者でにぎやかなホール
会場いっぱいの来場者でにぎやかなホール
会場いっぱいの来場者でにぎやかなホール
具沢山の七夕そうめんとスイカでお腹もいっぱい
具沢山の七夕そうめんとスイカでお腹もいっぱい
紙芝居に耳を傾ける子どもたち
願いが込められた短冊の数々
願いが込められた短冊の数々