12月17日、バンクーバー日本語学校(VJLS)でクリスマスパーティーが開かれ、児童や保護者、学校関係者に加え、主賓に在バンクーバー日本国総領事伊藤秀樹氏、多様文化担当大臣ハリー・ブロイ氏、バンクーバー市副市長ケリー・ジャング氏、池田洋一領事、磯野哲也領事ほかを迎えた約300人が出席した。 赤や緑のテーブルクロスが敷かれ賑やかな雰囲気の中、幕開けは、こどもの国園児による『大きなくりの木の下で』。保護者からシャッターの嵐を受けながら、振りを付けて元気に歌った。 「みんなの笑顔に会えてうれしいです」「クリスマスまであと何日ですか?」「メリークリスマス!」と主賓からの挨拶を受け、子どもたちは早くもクリスマス前の興奮でいっぱい。保護者同士もおしゃべりに花を咲かせていた。 食事中のエンターテイメントは、VJLSピアノクラス生徒らによるピアノ演奏。連弾を終えた5歳児の四方田(よもだ)優衣ちゃんとウエジャー・アリスちゃんは「結構あがらなかった」「うん、楽しかったね」と満足顔。さらに、特別ゲストの沖縄県友愛会による沖縄太鼓がステージを盛り上がらせた。 全員でチキンダンスを踊った後、場内は突然真っ暗に。サンタさんの登場に、場内は沸きあがり、グリコ社提供によるお菓子をプレゼントされた子どもたちは大喜びだった。終始会場を回り、気を配った本間真理校長や、朝早くから用意をした“キッチン・ママ”たちなど、たくさんのボランティアの協力で開かれたクリスマスパーティーは盛会のうちに終わった。
(取材 ルイーズ阿久沢)