2018年1月1日 第1号
バンクーバーに移住、外国人として英語で仕事。パートナーとの海外生活と結婚、文化の異なる中での出産と子育て。厳しいデイケア事情の中での産休、育休後の仕事復帰。子供達のバイリンガル教育、不慣れなカナダの学校システム。未だ予想のつかない海外でのリタイヤ・老後生活。 移民の先輩、先輩ママ、シニアの方からのアドバイスをもらえる場。子育て中のママ&ワーキングママが一息つける場。子供たちがシニアの方たちと触れ合える場。そして、何よりもママ達が活躍できる場。日本を離れたバンクーバーだからこそ、そんな場所があって欲しい。そんな場所をつくりたい。そんな場所を提供したい。mamaの部屋はそんな思いより、2017年から活動を開始しました。 主な活動は毎月第1、第3月曜日に隣組で行われる、子供さんとお母さんを対象にした小さな絵本の空間「おはなしおはなし」、そして、ママ達がわくわくする「やりたい」を企画した、イベント、ワークショップの開催も行っています。
mamaの部屋について(運営グループ)
おごじょとは、鹿児島弁で、気立てがよい・優しい・芯が通った、しっかり者の女性のこと。教員免許を取得している発起人の松下恵子さんが鹿児島出身という背景でOgojoと名づけられました。Ogojo Canada Ltd.は、バンクーバーに住む個性豊かで才能に溢れる女性達が、いろいろなカタチで活躍できるように応援し、協力しあう目的で設立されました。現在は主要メンバーに保育士経験が豊富な佐々木明子さんも加わり、活動を行っております。
「おはなし おはなし」について
ちいさな絵本の空間「おはなし おはなし」は絵本をとおしてキラキラに輝く子どもたちの笑顔がみたい。そんなキモチからうまれた活動です。就学前のこどもたちを対象に第1、第3月曜日に開催しています。毎月のテーマに沿った、絵本の読みきかせ、わらべ歌、手あそび歌の時間をこどもたちと一緒に楽しむのが本活動の主旨です。開催場所の隣組のメンバーのシニアの方々にはボランティアとして、紙芝居、本読みなどを行って頂いていますが、12月18日に開催したクリスマスパーティーでは、隣組メンバーの桑原さんがサンタの装いで子ども達を楽しませてくれました。片岡さんによる人形劇、おほみさんのクリスマスストーリーもイベントを盛り上げてくれました。
おはなしおはなしを通じての隣組シニアとの交流は、普段日本にいるおじいちゃん、おばあちゃんになかなか会えない子どもさん達にとっては、大変貴重な時間だと思っています。バンクーバーで子育てをしていると、お互い支えあえるママ同士の繋がりは強くなります。しかし、シニア世代と知り合う機会があまりないため、縦の繋がりがほぼありません。娘を連れて、隣組さんのファミリードロップインに参加させてもらった際、シニアさんたちがやさしく微笑みながら遊んでくれたことがとても印象的で、子どもたちに必要だなぁと感じたのです。あの子育てを終えた余裕さやゆっくりさは子育て中のママにはないですよね。子どもたちだけではなく、ママたちにも大事な交流だと思うのです。
*今後の抱負と次回のイベント告示等
伊藤忠財団の100冊助成に「おはなしおはなし」が選ばれました。今後、本の貸し出しなどもしていけたらと思っています。また、0歳児に「おはなしおはなし」の需要があるのかも見ていきたいなと思っています。新ママはサポートが必要だと思うので。才能のあるママたちがバンクーバーにはたくさんいらっしゃいます。でも、子育てをしていてできなかったり、海外にいるということでできないという方たちの話もよく伺います。子供たちと参加できる(または子供なしの)セミナーやクラスを提供していくなど、ママたちの「したい」を実現していくことを今後の「mamaの部屋」目標としています。
「おはなし おはなし」のご案内
毎月のテーマに沿った、絵本の読みきかせ、わらべ歌、手あそび歌の時間
主な活動場所:隣組1F 101-42 W.8th Ave, Vancouver, B.C. Canada V5Y 1M7
時間:第1&第3月曜日 10am-11:30am
「mamaの部屋」 連絡先
604-753-9783
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© 2017 mamaの部屋
(記事 / 写真提供 隣組 ハイディ浜野さん)