2017年5月4日 第18号

 バンクーバー周辺で、今後50年間にマグニチュード9級の地震が発生する確率は30パーセントといわれている。しかし、以前に大地震を経験したのが300年以上前ということもあって、ブリティッシュ・コロンビア州に住む人々の危機感が足りないというのが現状だ。バンクーバー直下型の大地震が起きた場合、甚大な被害をこうむることは想像に難くない。

 バンクーバー市では、家庭内での緊急時対策や家庭内の危険個所のチェックリストなどを作成、災害時への備えの大切さを呼びかけている。また、緊急事態や災害時には救援物資がすぐに届かないことも多いので、少なくとも3日分の食料や水を備えておくことも大切。こうしたチェックリストを元に家族とも災害時の行動について話し合い確認しておきたい。以下の「家庭内での緊急対策10のステップ」を参照。

バンクーバー市のウェブサイト(英語):vancouver.ca 上部メニューからHome, property and developmentを選択→左側のメニューからPublic Safetyを選択

(取材 大島多紀子 / 資料提供 バンクーバー市)
(*資料はバンクーバー市の許可を得て転載)

 

 

より詳細な情報は、 vancouver.ca/nepp へアクセスするか、非常時対策局(This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.)へメール、または311へ電話をしましょう。

† Home safety tips involving appliances, water and electricity found at: www.bchydro.com/safety
‡ Home safety tips involving gas found at: www.fortisbc.com

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。