カナダ・ケベック市における
銃乱射事件について
1. 1月30日(現地時間29日)、カナダのケベック市において発生した銃乱射事件により、多くの死傷者が発生したことに関し、ご遺族に対し心からの哀悼の意を表するとともに、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
2. テロはいかなる理由によっても正当化できず、我が国はこのようなテロ行為を断固として非難します。我が国は,カナダ政府及びカナダ国民に対し、強い連帯の意を表します。
[参考]
現地時間1月29日19時45分頃、ケベック州ケベック市にあるイスラム文化センター(Centre culturel Islamique de Quebec)で、イスラム教礼拝のために集まっていた人々に対し銃の乱射があり、6名が死亡、19名が負傷(うち5名は重傷)。
ケベック市警察から在モントリオール日本国総領事館への通報によれば、被害者には邦人は含まれていない。
少なくとも2名の覆面をして侵入した男が犯人とみられ、ケベック市警察はアレクサンドル・ビソネット容疑者(Alexandre Bissonnette、ケベック市出身、27歳、男性、ラバル大学学生)の身柄を拘束。警察は本件をテロ事件として捜査中。
平成29年1月31日
外務省プレスリリース