2016年10月13日 第42号

第28回 C.G.F. 杯

 8月20日(土)C. G. F.杯が行われました。

 リオのオリンピックも無事閉会し、日本もたくさんのメダルを獲得しましたね。期待された種目、期待された人が取ったメダル、思いがけず(本人はもちろん狙っていたのかもしれませんが)力が集中して取れたメダル、実力が出し切れず、悔しい思いが入り交じったメダルの数々。何年もこの日この時のために、たくさんの事や物を犠牲にして練習し、周りの人々の応援を受け、大きな期待を背負ってのチャレンジ。これぞスポーツの最高峰!

 我々のゲートボールはどんなスポーツ?

 自分が不甲斐なくても、なぜか優勝してしまったり、何回もチャレンジしてやっとのことで第1ゲートを通ったら、第2ゲートのそばで仲間のボールが待っていてくれたうれしさ、簡単なミスも「まあ、そんなこともあるよ」と笑顔で励まされ、「ごめん…でも、私頑張るから!」と気合いを入れる。

 助け、助けられてのチームスポーツ。仲間がいるから頑張れて、チャレンジできる。これが我々の目指すスポーツ。頭と体の衰え防止のために一番大切なこと。ずっと続けていきたいと思います。

成績結果
優勝 Cチーム 4戦3勝(41点)
準優勝 Eチーム 4戦2勝(31点)
3位 Dチーム 4戦2勝(29点)

 

優勝 Cチーム(左から)塩崎昌子さん、川端美津代さん、松村満利子さん(主将)、林節雄さん、張ウイリアムさん

 

準優勝 Eチーム(左から)中津千鶴さん、野上博さん、浅野満紀子さん、酒井登美子さん(主将)、ラパ・ミゲールさん

 

3位 Dチーム(左から)吉田ジュンさん、森沢千代子さん、山崎悦子さん、高島一輝さん(主将)、村尾敏夫さん

 

第19回 グリコカナダ杯

 9月3日(土)に国際親善試合のグリコカナダ杯が開催されました。今回はハワイ、マウイ島から15名の選手を迎えての大会でした。前夜から雨が降り続き誰もが「雨天決行」を覚悟していました。ところが、開会直前に嘘のように雨が上がり、途中からは青空も見え、天候も大会を応援してくれることとなりました。

 我々カナダチームがマウイに遠征した折には、きれいに整備されたKulaゲートボールクラブのコートや、リゾートホテルの中庭でゲームをさせていただきました。フラダンスショーやきれいなHanaのビーチを見て、珍しいフルーツそして手作りのスパムスビをごちそうになり、皆さんからの温かいおもてなしを受けました。あれから5年の月日が流れ、お互いに年を重ねメンバーも少々変わりました。あの時のリーダーも一時期体調を崩されたのか、腰も少々曲がり、体が一回り小さくなられたようでした…が、いったんプレーが始まれば、ボールの打ち方、確実なプレーとゲーム展開は以前のままで、即強敵に早変わりです。ちょっと困った30%、うれしさ70%といったところでしょうか。

 場所や環境は変われど、お互いゲートボールを続け、毎日の生活や健康管理に重きを置いて過ごしてきたのが感じられる良い機会になりました。仲間がいるということは辛い時も自分だけじゃないと前向きになれる。それは何にもかえがたいことと再確認することとなりました。

 「また来てくださいね!」「また会いましょう!」「今度はマウイで!!」そう約束して、この夏一番の大会が終わりました。

成績結果
優勝 Hawaii Aチーム 3戦3勝(39点)
準優勝 Canada Cチーム 3戦3勝(35点)
3位 Canada Dチーム 3戦2勝(28点)

 

優勝 Hawaii Aチーム(左から)Jim De Buhrさん、Bert Muraiさん(主将)、Bobby Venturaさん

 

準優勝 Canada Cチーム(左から)上田隼人さん(主将)、芝田つるさん、張エミーさん、田端メリーさん、張ウイリアムさん

 

3位 Canada Dチーム(左から)ラパ・リラさん、野上博さん、塩崎昌子さん、山崎悦子さん、松村満利子さん(主将)

 

ハワイ、マウイ島Kulaチームの皆さん

 

ホクベイシーフーズ杯

 9月24日(土)周りを囲む木々が紅葉し始め、季節の移り変わりを感じるスティーブストンのコートで、今シーズン最後の試合を行いました。「今年は一度もお米(優勝賞品)がもらえなかった…」なんて事はさておき、暑い中頑張った仲間とシーズンの無事を喜びたいと思います。

 我々カナディアンゲートボールにはご夫婦でプレーされているカップルが5組あります。村尾さん、中津さん、張さん、ラパさん、高島さん、今回、応援に駆けつけてくださった会員でもある奥さんと一緒の林さんです。時には対戦相手としてつらい戦いを強いられることもあるでしょうけど(たぶんそれが夫婦喧嘩に発展することはないはず…?)、相手チームだけどなぜが気になる、そっけない態度でいてもあまりうまくいかなければ、お互いアドバイスの一つもしたくなる。周りで見ていてなんともうらやましい光景です。夫婦二人で同じスポーツができるなんて、とても素敵なことですね! でも、夫婦でなくても試合の日は一日チームメイトとして目標を同じくして頑張るということもまた、楽しいことであります。仲間がいることは何よりも心強く、前進への支えとなることでしょう。

 大会は来シーズンまでお休みですが、日系プレース、スティーブストンでの練習は続いています。今年からメンバーになられた渡辺さんも、メキメキ腕を上げ、次の戦力としての期待が高まっています。「課題は、ボールを打つ強さのコントロール…」なんて試合後のキャプテンからの言葉をしっかり受け止めて練習に励んでいらっしゃいます。

 皆さんもご一緒にいかがでしょうか?

 最終大会の結果は、シーズン途中で腰痛のため応援に回った奥様にしっかり応えた、我らが最年長プレーヤー村尾主将とチームの皆さんに軍配が上がりました!

成績結果
優勝 Aチーム 4戦3勝(37点)
準優勝 Cチーム 4戦3勝(35点)
3位 Dチーム 4戦2勝(29点)

 

優勝 Aチーム(左から)川端美津代さん、芝田つるさん、村尾敏夫さん(主将)、浅野満紀子さん、張ウイリアムさん

 

準優勝 Cチーム(左から)上田隼人さん(主将)、高島純子さん、中津千鶴さん、吉田ジュンさん

 

3位 Dチーム(左から)高島一輝さん(主将)、張エミーさん、渡辺裕一郎さん、ラパ・ミゲールさん  

 

下記の場所で練習を続けています。ゲートボールに興味を持たれた方は、お気軽に足をお運びください。 お待ちしております。  

日系プレース:毎週木曜日 午後12時〜午後3時半  
スティーブストン仏教会グランド:月〜土曜日 午後12時半〜3時(雨天を除く)

(記事提供 カナディアンゲートボール連盟) 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。