スティーブストン日本語学校恒例のお正月パーティが、1月13日に行なわれました。教師達が、こちらに住む子供達に少しでも日本のお正月の気分に浸ってもらいたいと、多くの保護者と高学年の生徒達のボランティアとしての協力のもと、子供達が1年に1度の楽しいアクティビティーを満喫していました。

 

プリクラで写真を撮って大喜びの生徒たち

 

 鈴木知子校長の新年のあいさつの後、会場の説明があり、お正月の歌を皆で歌いました。子供達は、作りたてのおもちにきな粉やあんこを付けて食べたり、けん玉やコマ等の日本の古くからのおもちゃや粘土で遊んだり、折り紙や書き初めをしたり、又ちょっとしたお買い物も経験できました。もぎ店では、文房具やおにぎりや日本のお菓子、ワッフルやおまんじゅうやギョウザ等を、持って来た小遣いで迷いながら買って食べたりと、 わくわくしながら親御さんやクラスメートと楽しんでいました。こちらの子供は自分の小遣いでちょっとした買い物をする機会がほとんど無いので、本当に嬉しそうだったと先生方は話していました。 

 今回のパーティはこのようなアクティビティーの他に、子供達が驚く「サプライズ」がありました。保護者で本校の卒業生でもある方が会社設立30周年を記念して、本校の子供達といっしょにお祝いをしたいと、プリクラブースを借りてくれました。子供達は思い思いの変装グッズ(ひげやメガネ等)を身に付けて友達といっしょに 写真を写しました。出来上がった写真は学校のロゴ入りで、「あけましておめでとう」と書いてあり、記念にもなり、とても喜んでいました。

 以下の内容は鈴木校長のコメントです。 「日本語学校の中でもお正月パーティーは生徒が一番楽しみにしている行事のひとつです。生徒たちの嬉しそうな表情も見ることができ、来年まで待ちきれないとの声も聞こえてきました。保護者をはじめ、高校生や以前日本語学校で教えていた先生方にも助けていただき、又、コミュニティの方からの協力を得て、このような大盛況のパーティーができたことを感謝いたします」

(記事提供 スティーブストン日本語学校)

 

アダルトクラスのボランティアが大人気の餃子を販売

 

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