意志伝達は冷静に良識を持って

 

 3月23日、日系ボランティアの人たち数人が集まり、バーナビー市の慰安婦像建立問題について情報の交換が行われた。なお、この集まりは非公式に行われた。

 関係筋によると、現在までに日系の慰安婦像建立反対の署名はすでに1万人以上に達し、今も増え続けているようだ。同日集まった人たちは、この建立反対活動の原点は「慰安婦問題は存在したかどうか」などというような政治的な側面からではなく、あくまでも現地市民の生活にどう影響するかという側面からの活動だということを確認した。

 また、「現地の韓国コミュニティとは、現在何のトラブルもなく、平和に協調して暮らしていることを思えば、この活動で何も敵対することはないではないか。敵対から失うものはあっても得るものは何もない。仲良くやっていきたい」という意見もあった。

 現実に「子どもが韓国人と結婚している」「ベストフレンドは韓国人」「友達には韓国人が沢山いる」「隣人は韓国人」「ビジネスで韓国の人たちと良い関係にある」など良好な関係にある人も多い。

 デレク・コリガンバーナビー市長が3月12日付けの本紙のインタビューで明言したのは「コミュニティが衝突するのは市議会の本意ではない」ということであった。

 バーナビー市長に、良識を持って署名、手紙(英語)などで慰安婦像建立についての意志を伝えつつ、今の「韓国コミュニティの人たちと仲良くしよう」という一方の眼も同時に開いている冷静さを持ち続けることが、禍根を残さず未来に向けて末永く平和に共生しコミュニティを維持していくひとつの知恵だとも言えないだろうか。

 この件について、建設的な意見のある人は、バーナビー市のウェブサイトにあるフィードバック・フォームから意見を提出するか、市長の電子メールアドレスThis email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.(英語)にも直接意見を送ることができる。

(編集部)

 

 

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