(左から)岡田誠司総領事、ゲーリー・マトソンJCCA会長、ラジ・チョーハン州政府議員、キャシー・マキハラ日系文化センター・博物館理事長、ルース・コールズ日系シニアズ・ヘルスケア住宅協会会長による鏡開き

 

躍進の年を願って

コスモスセミナーが準備した松飾りが飾られたテーブルには、総領事館提供の乾杯用の日本酒。門松や和服姿の出席者が正月ムードをかもし出す中、大和奈緒美さんと福島竜さんの司会でスタート。エリック束川実行委員長の開会の辞、ゲーリー・マトソンJCCA会長、ラジ・チョーハン州政府議員(バーナビー地区)の挨拶に加え、連邦政府議員及びバーナビー市長からの祝電が読み上げられた。
主賓の在バンクーバー日本国総領事岡田誠司氏は「日本経済の再生に必要なエネルギーの供給という面で、BC州政府は日本政府から大きく注目されています。今後日加および日本とBC州の関係がますます活発になっていくものと確信しています。125周年を迎えました総領事館では、開かれた総領事館としてサービスを提供していきたいと思います」とスピーチし「みなさまにとって躍進の年でありますように」と乾杯の音頭を取った。

 

サプライズのエンターテイメント

お節料理のあとはNAVコーラス(長井明さん指揮)の合唱に移り、『花は咲く』では岡田総領事が電子サキソフォンで共演。  
岡田総領事の出演はサプライズだったため、電子サキソフォン、琴(成谷百合子さん)、電子ピアノ(アレクサンダー恵子さん)による『さくら舞曲』、最後の『テレフォン』で上遠野礼くんのヒップホップダンスが加わると大きな拍手が沸いた。

 

 

岡田総領事が琴(成谷百合子さん)、電子ピアノ(アレクサンダー恵子さん)と
ともに電子サキソフォンで『さくら舞曲』を演奏

 

 

NAVコーラス(指揮:長井明さん、伴奏:アレクサンダー恵子さん)による合唱

 

50・50と豪華賞品

日系女性起業家協会による50・50ドローでは1730ドルを売り上げ、半額が日系センターに運営資金として寄付され、残りが抽選で5人に分けられた。さらにパシフィック・サーモン社よりカナックス・チケット、コーストホテルより宿泊券という豪華賞品が加わり抽選を盛り上げた。  
最後に合同新年会副実行委員長の林光夫氏が多くのボランティア、スポンサーに感謝の言葉を述べ、17回目の合同新年会は盛会裏に終わった。

(取材 ルイーズ阿久沢)

 

数の子こんぶ、田作りなどのお節料理にえびフライや やきそばが加わったイズミヤ特製ビュッフェ

 

   

コスモスセミナーが準備したテーブル松飾り

 

 

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。