2020年1月1日 第1号

 ブリティッシュ・コロンビア州のメトロバンクーバーとバンクーバー島を結ぶBCフェリーが12月16日、料金加算していた燃料サーチャージ1・5パーセントを削除すると発表した。

 石油価格の変動によって設けられてきた燃料サーチャージだが、石油価格が下落したためと説明している。これによって、片道乗船券で25セント、自動車乗船券で85セント引き下げられることになる。

 燃料サーチャージは2019年6月1日から料金に加算された。12月17日から削除されている。

 BCフェリーによると燃料費は負担が最も大きな費用の一つという。価格変動が激しい燃料費に対応するために、15年間燃料サーチャージの制度を利用してきたと説明している。

 さらに現在は石油にかわる代替燃料を利用した客船を導入する計画を立てている。すでに液化天然ガスを使用するフェリーを4隻を導入。電気バッテリーハイブリッド船2隻も来年夏には導入予定で、さらに4隻を注文していると発表している。

 こうした代替燃料船は、よりクリーンで、燃料費も抑えられると説明している。

 

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