2019年12月19日 第51号

 アメリカの不動産会社レッドフィン社が発表したカナダの自転車フレンドリーな都市のトップにブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアが選ばれた。トップスコアが100のうち、80ポイントを獲得した。次いで同州バンクーバー79ポイント、3位はケベック州モントリオール73ポイントだった。

 わずか1ポイント差でビクトリアがトップになった理由について、ビクトリアでは通勤通学などの人々の生活の中で自転車を利用しやすい環境が整っていることをあげている。

 ランキングはカナダ300都市を対象に、自転車レーン、道路のアップダウン、目的地までの道路の接続状況、自転車の利用状況のシェアの4項目で判断されている。

 70ポイントから89ポイントまでは、その都市が自転車利用者にとって非常に快適な都市であることを意味する。

 その他のBC州の都市ではリッチモンドが61ポイントで10位にランクインした。ちなみにオンタリオ州トロントも61ポイントで8位となっている。

 レッドフィンがカナダの都市ランキングを発表したのは今年が初めて。これまではアメリカの都市を対象にランキングを発表していた。今年のアメリカの自転車フレンドリー都市トップはミネソタ州ミネアポリス84ポイント、次いでオレゴン州ポートランド82ポイント、イリノイ州シカゴ73ポイントとなっている。ワシントン州シアトルは70ポイントで7位にランクインした。

 

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