2019年10月31日 第44号
カナダの首都オタワで若者たちが要求したのは連邦議員に対する環境対策への取り組みだった。
28日、国会議事堂内を無料で案内するツアーに参加した27人が、下院の本会議場に到着すると床に座り込み、環境問題を示すメッセージを印刷した黄色い布を広げたという。
彼らは、アワタイム(私たちの時代)というグループで、先週の選挙で当選した議員に近々再開する国会で「環境問題の優先」を提案した338件を書いた手紙を渡すことが目的だったとオタワのメディアが伝えている。
座り込みは15分ほどで終わり、警備員に退出を強いられた。同時に不法侵入の切符が各人に発行され、全員30日間の国会議事堂入場禁止の処分を受けた。