2019年10月17日 第42号
カナダ総選挙を1週間前に控えたサンクスギビングの3連休に期日前投票を済ませた有権者が過去最高にのぼることが15日、カナダ選挙管理委員会の発表で分かった。
期日前投票は11日から始まり14日までの4日間実施され、投票者は約470万人。360万人だった前回2015年選挙時より29パーセント増加したと報告した。
初日の11日は金曜日で平日にもかかわらず124万人が投票。3連休の最終日となった14日月曜日には160万人が投票した。12日は99万7千人、13日は91万5千人。
今年の投票で期日前投票が増加した理由について、前回よりも投票所を増設したことや投票時間を延長したことが有権者にとって利便性が高くなったためではないかと説明している。
ただマニトバ州では週末に猛吹雪が襲い、開設できなかった投票所があることから、21日の投票日にはすべての人が投票できるように準備をしたいと語っている。