2019年8月29日 第35号

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の電力会社BCハイドロが電気料金の値下げを申請していたことが23日分かった。BC公益事業委員会(BCUC)が承認すれば2020年4月から約1パーセント値下げされることになる。

 BCハイドロは前回の発表では2020年4月に0.7パーセントの値上げを検討しているとしていた。それが一転値下げ申請となった理由について、最新の財務情報と財務予測を検討した結果と発表している。

 BC州政府によると、電気料金の値下げ申請は初めてという。値下げが実現されれば、平均的な世帯で年間16ドルの値下げとなると試算されている。

 ただ値下げが永遠に続くわけではない。BCハイドロによると、2020年4月の1パーセント値下げ以降は、2021年には2.7パーセント値上げ、2022年には0.3パーセント値下げ、2023年には3パーセント値上げになると今後4年間の料金設定を予測している。

 

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