2019年7月18日 第29号
メジャーリーグサッカー(MLS)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは13日、BCプレースでスポーティング・カンザスシティと対戦した。
先制はスポーティング。27分にホワイトキャップスDFアドナンがオウンゴールし、先制点を献上した。後半に入り追い上げたいホワイトキャップスだったが、56分、スポーティングが追加点で0|2。さらに90分にもダメ押しのゴールで0|3と試合を決めた。
ホワイトキャップスはこれで3連敗。5月25日の勝利以降、6試合連続で白星から遠ざかっている。今季はここまでまだ4勝、9敗4分けで勝ち点は20。同日に最下位だったコロラド・ラピッズが同点で勝ち点1を獲得したため、勝ち数が少ないホワイトキャップスが最下位に沈んだ。 ホワイトキャップスが勝てないのはMLSレギュラーシーズンだけではない。現在カナダ国内のプロチームが参加しているカナディアン・チャンピオンズシップ(CC)でも、格下カバルリーFCにカルガリーで勝ちきれず0|0の引き分けに終わった。
CCは北中米カリブ海サッカー連盟が主催する国別クラブチーム対抗CONCACAFチャンピオンズリーグへの出場権を獲得するための国内トーナメント。MLSに所属するホワイトキャップス、モントリオール・インパクト、トロントFCは予選を免除され、3回戦から参加する。
カバルリーFCは今季が初シーズンとなるカナディアン・プレミア・リーグに所属するチームで1回戦から勝ち上がってきた。そのチームに無得点の引き分けに終わった。次は24日BCプレースで第2戦を迎える。これで勝てなければ今年のCCはこれで敗退する。
ホワイトキャップス対スポーティングKC、7月13日BCプレース。Photo by Preston Yip