2019年7月4日 第27号
カナダデーの連休前の6月29日、ブリティッシュ・コロンビア州南部のいくつかのビーチで大腸菌レベルが異常に高いことがわかり、保健局がビーチを閉鎖したり、水質悪化を利用客に知らせたりする措置を取った。
バンクーバー・コースタル保健局が連休前の週に行った水質検査で大腸菌の大幅な増加がみられたのは、同州バンクーバーのサンセット・ビーチとキッツ・ポイント。同市中心部南西部のサンセット・ビーチが閉鎖されたほか、フォールス・クリークを挟んでその対岸にあるキッツ・ポイントは閉鎖こそされなかったものの、検査結果が許容値を超えたことと、遊泳は自己責任で行うことを周知させる案内が掲げられた。
なお保健局では、許容値を超える数値が出たのが突発的なものだったのかを確認するため、追加検査を行うなど引き続き大腸菌レベルをモニターしていくとしている。また同様の告知は、バンクーバーの西側にあるボウエン島のスナッグ・コーブでも6月27日に出されていた。