2019年6月6日 第23号

 自由党政権内で早くもジャスティン・トルドー首相に代わる党首候補の名前が挙がっていることが明らかになった。5月28日にトロント・スター紙が党関係者の話として伝えた。

 同紙によると、次期党首候補には現在イギリス中央銀行総裁マーク・カーネイ氏の名前が挙がっているという。

 同氏は2008年2月にカナダ中央銀総裁に就任し、その手腕でリーマンショックからカナダ経済を守ったと評価された。2013年7月からイギリスに引き抜かれる形で現職に就いている。任期は2020年1月まで。

 2015年に発足したトルドー政権は、発足当時は高い支持率を誇っていたものの、SNCラバランスキャンダルやパイプライン抗争、環境問題、中国問題などで支持率を落とし、現在は野党第一党保守党に支持率でリードされているという世論調査結果も出ている。

 今年10月に実施される総選挙では厳しい選挙戦が予想され、仮に政権を継続できたとしても、約140議席程度で過半数を大きく下回ることが予想されている。

 そんな中で飛び出した党内からのカーネイ総裁への党首交代論。今後の選挙戦にどのような影響が出るのか、注目されている。

 

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