2019年4月18日 第16号

 ジャスティン・トルドー首相は13日、ブリティッシュ・コロンビア州サレー市で開催されたシークコミュニティの祭典バイサキに参加した。トルドー首相はカナダ最大のシーク教寺院を訪問し、パレードにも参加。シーク教信者でバンクーバー・サウス選挙区の自由党政権ハルジット・サージャン国防相も参加した。

 トルドー首相は「バイサキを祝うと同時に、シークコミュニティがカナダとコミュニティに果たしてきた貢献も称えよう」とパレードでのスピーチで語った。

 カナダ政府は昨年12月に発表した国内でのテロの脅威に関する報告書で、国内の過激主義トップ5にシーク教過激主義を含めていた。これが国内のシーク教コミュニティから猛反発を受け、トルドー首相がバイサキパレードに参加した日に改訂版を発表、シーク教過激派を削除していた。

 サレー市のバイサキはシーク教カナダ最大の祭典で、今年は13、14日に開催。毎年多くの人々が訪れている。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。