2019年4月4日 第14号

 MLSバンクーバー・ホワイトキャップスFCは3月30日、BCプレース(24803)でシアトル・サウンダーズFCと対戦した。

 3月2日の開幕戦から3戦全敗で迎えたこの日の試合に今季初白星をかけて臨んだ。試合はホワイトキャップスが徹底的なディフェンスでサウンダーズの強力な攻撃陣を押さえ、両チームは無得点のまま後半のロスタイムに入った。

 ここでサウンダーズのDFギヒが同じ韓国出身のホワイトキャップスMFインボムにゴール前で強烈なタックルを与え、これが反則となりホワイトキャップスはPKチャンスを得た。しかし、この反則の判定がビデオ判定に持ち込まれ、結局判定が覆りPKのチャンスは幻に。試合はそのまま引き分けた。

 マーク・ドス・サントス監督は最強チームのサウンダーズを相手に「よくまとまっていた」と振り返り、こういう試合ができれば勝ちは付いてくる、とこの日の引き分けを前向きに捉えた。引き分けで今季初の勝ち点1を獲得した。

 次の試合は4月5日、バンクーバーでLAギャラクシーと対戦する。

 

ホワイトキャップス対サウンダーズ、3月30日BCプレース(Photo by Preston Yip)

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。