2019年3月21日 第12号
ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーの中心街で1日、Kーポップダンサーの女性が屋外でのダンスの練習中に、放し飼いにされていた犬に噛まれ軽傷を負った。
女性が所属するダンスグループは、中心街にあるブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)ロブソン・スクエアのスケートリンクそばで練習をしていた。
そこへ、リードをはずされ自由に走り回っていた犬が駆けより、これに驚いたダンサーの1人が叫び声をあげながら逃げだした。犬はこの女性ダンサーを追いかけ、その足に噛みついた。居合わせた人が撮った動画には、リードを持った男性が逃げるダンサーに対し、立ち止まるよう叫んでいる様子が映されている。犬はいったん、この男性のもとに走っていき尻尾を振ったのち、再び女性ダンサーに向かって行った。またこの男性と一緒にいた女性がダンサーに対し、「走って逃げると、犬は遊んでくれていると勘違いするから」と言っているのも聞こえた。その後カップルは犬をリードにつなぎ、現場から立ち去った。
噛まれた女性ダンサーは、メディアのインタビューには応じなかったものの、電子メールで噛まれた痕の画像を送ってきた。またメールの中で、飼い主の責任感のない態度に怒りを覚え、その理由から警察に被害届を出したと述べている。