2019年2月14日 第7号
カナダ外務省はシリアで拘束されているカナダ人について、すでに承知しているとの認識を9日に示した。
今回の外務省の発表は、アメリカのテレビネットワークCNNが放送した内容に関する対応。CNNはシリア国内のイスラム国(ISIS)の勢力が依然として強いとされている都市で、2人のカナダ人女性へのインタビューを放送した。
外務省報道官は、カナダ政府はこの件に関与し、情勢が不安定なシリアの限られる外交範囲の中で支援を提供しているとカナダの報道機関に声明を発表している。
CNNによれば、インタビューに応じたのは、トロント出身の28歳とアルバータ州出身34歳で、2人とも夫に付いてきたという。強制された面が強いが、イスラム教徒の妻としては夫に従わなければならなかったと語っている。
カナダの放送局CTVは2人の女性は北米英語アクセントで話していたと伝えている。