2019年1月1日 第1号

 酒気帯びや、薬物の影響下での運転等に対する罰則が強化された道交法が、12月18日より施行された。

 また検問する警察官には、これまでよりも強い権限が与えられる。今までは検問中であっても、ドライバーが酒気帯びであると十分疑える場合にしか呼気中のアルコール濃度検査を行えなかったが、今回の改正では停止させたドライバーに対し、無条件で検査を行うことができるようになった。さらに検査機器に関しても、法務長官の承認を得ているものであれば、どれでも自由に使用できるようになった。

 禁固刑は今までの最長5年が10年に延長されたほか、危険運転や酒気帯び・薬物運転のほか、ひき逃げや警察からの逃走を図ったドライバーを、検察が危険犯罪人に指定することも可能となった。

 そのほかには、重度ではない薬物の影響下での運転に対する罰則が設けられた。罰則は最高で1000ドルの罰金のほか、最高1年間の免許停止となる。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。