2018年11月8日 第45号

 ニューブランズウィック州の州都フレデリクトンの国際空港で4日、滑走路の全照明施設が作動しなくなり、日没後の飛行機の離発着ができなくなった。このため予定されていたすべての便がキャンセルになったほか、5日朝の便についても、機材の手配ができなくなったことでキャンセルになる便が出た。

 同地域は前日から嵐に見舞われ、空港ビルを含む何万戸かが停電に見舞われた。空港は備え付けの自家発電機で稼働を続けていた。

 同空港には2440メートルと1830メートルの2本の滑走路がある。その照明施設のケーブルは全て地下を通っているため故障原因の特定に時間がかかり、日没までの復旧に間に合わなかった。最終的に照明施設が回復したのは5日で、日没が1時間後に迫った現地時間午後4時ごろのことだった。また空港への電話線も嵐で断線、ほぼ3日間空港に電話が通じない状態が続いた。空港会社では離発着便の問い合わせには電子メールを使うよう、そのウェブサイトで利用客に呼び掛けていた。

 

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