2018年11月1日 第44号
ノースウェスト準州の州都イエローナイフで昨年、禁止区域でドローンを飛行させ航空機を危険にさらした罪で、このドローンの操縦者に10月25日、罰金刑が下された。また、この男性はドローンの操縦を3年間禁止されることとなった。
トウフィック・シャマス被告は2017年9月、無人飛行機の危険操縦の容疑で起訴された。イエローナイフ連邦警察(RCMP)は当初、市内や空港近くを飛び回るドローンに関する苦情を受けて捜査を開始、空港に着陸する寸前の旅客機にドローンを接近させるなどの危険操縦をしていたシャマス容疑者を逮捕した。
ユーコン準州地方裁判所はシャマス被告に対し、同容疑に対する刑としては最大となる、3千ドルの罰金と向こう3年間のドローン操縦禁止の判決を下した。RCMPによると、ドローンの危険操縦に対する有罪判決としては初めてのものとのこと。またRCMPは、ドローンの操縦に際しては安全かつ航空法規を遵守する必要があることを認識するよう、呼びかけていた。