2018年10月18日 第42号
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で今月20日に、市町村・議会選挙の投票が実施される。
バンクーバー市では10月10日から期日前投票を開始。17日まで受け付けた。人口が最も多いバンクーバー市は、市長と市議10人、公園庁7人、教育委員会9人を選出するが、候補者は合わせて158人。市長に21人、市議71人、公園庁委員33人、教育委員会33人が立候補している激戦区。
今回は、現役候補が少ないため、新人候補の当選機会が多く、誰にでもチャンスがあるのが特徴。
選挙争点は、何と言っても住宅問題。高騰し続けている不動産のため、バンクーバー市ではもう一般市民が住宅を購入することができず、市民の生活を圧迫し始めている。それに伴い賃貸料も上昇、BC州政府が賃貸料上昇率を引き下げるところまできている。バンクーバー市はメトロバンクーバーの中でも最悪の住宅事情となっている。
この問題を訴える市長候補が多く、討論会でも各候補がそれぞれの解決策を訴えている。