2018年8月30日 第35号

 国内大手航空会社エアカナダ社とウエストジェット社は、預け入れ荷物の料金を引き上げると27日に発表した。

 1個目はこれまでの25ドルから30ドルに、2個目は30ドルから50ドルに引き上げられる。

 今回の引き上げは、アメリカの航空会社ジェットブルー社の引き上げに続いたもの。

 エアカナダは、料金改定は2014年以来で、全体的な運営費用が上がる中、料金引き上げはそれを相殺すると理由を説明した。

 エアカナダで対象となる路線は、カナダ国内線、アメリカ線、カリブ海・メキシコ線。10月5日以降の出発便で、最も安い料金設定のクラスが対象。エコノミー・フレックス、エコノミー・コンフォート料金クラスは引き続き、預け入れ荷物1個目は無料、アルティテュード・プレステージ、エリート、スーパーエリート会員、スターアライアンス・シルバー、ゴールド会員、エアカナダ・バケーション・ツアー利用者も対象外となっている。

 ウエストジェットで対象となる路線は、国内線、アメリカ線、国際線。10月1日以降の出発便から対象となる。ただウエストジェット・プラス、ゴールド、シルバー会員や、RBCワールド・エリート・マスターカードで予約した利用者は対象外となっている。

 ウエストジェット社も航空業界の競争激化でかさむ費用を相殺するために必要な措置と説明している。

 

 

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