2018年4月19日 第16号
サスカチワン州のジュニア・ホッケーチーム、フンボルト・ブロンコスのメンバーらが乗ったバスと衝突したセミ・トレーラー・トラックを運行していた会社が、営業停止処分となった。
この会社は、アルバータ州カルガリーの北東部に本社がある、アデッシュ・デオル・トラッキング社。アルバータ州交通省が10日、同社に対して営業停止命令を出した。同省は、これは重大な事故を起こした会社に対する通常の処置だと説明している。
なおアデッシュ社は、昨年秋に営業開始したばかりの新しい会社で、これまでのところ事故や整備不良などの違反履歴はない。しかし会社が新しいため、安全運行についての監査は受けたことはなかった。
また同社のオーナー、シュクマンダー・シンさんは、自社のトラックが事故に関わったことを遺憾に思っているとのコメントを発表している。シンさんは事故以来、このことから体調を崩し、会社の業務も停止していたと話している。