2018年4月19日 第16号
カナダ銀行は18日、金利を現行の1・25パーセントのまま据え置くと発表した。
スティーブン・ポロズ総裁は、最低時給の引き上げやガソリン価格の上昇などによって短期的にインフレ率が上昇しているが、中期的には2パーセントにとどまると予測されると理由を語った。また住宅価格の適正化がみられることや貿易の不透明さが残ることも据え置きとした理由にあげている。
ただ今後、カナダ経済は好調さを維持することが予想されることから、金利を引き上げる可能性が高いことを示唆した。その場合も、緩やかな引き上げになるだろうと語っている。