2018年4月5日 第14号

 ベルギービールのステラ・アルトワが、瓶ビールの製造にひびの入った瓶を使用していた恐れがあるとして、リコールを発表した。このひびが原因となり、ガラス片がビールに混入する可能性があるという。

 同社は複数の瓶メーカーからビール瓶を仕入れているが、どのメーカーのものにひびが見つかったかは明らかにしていない。同社のクリスティーナ・チョイ副社長は、リコールされる本数は北米で年間に販売される量の1パーセント以下であり、そのなかで実際にひびが入っている瓶は、さらに少量だと説明している。

 対象となるビールは、ステラ・アルトワの6本、12本、18本、および24本入りパックと、複数パックをまとめた『ベスト・オブ・ベルギー』。これに加え、アメリカではアルコール度の低いステラ・アルトワ・レジェールの6本および12本パックも対象に加えられている。

 また対象となるパックに印刷されているコードは、49、52、および55で、カナダ国内のパックの賞味期限は、2018年2月20日から9月26日の間になっている。またアメリカのパックの賞味期限は2018年2月13日から2019年2月2日の間となっている。

 なおリコールは特定期間に製造された瓶ビールのみが対象となっており、他の製造コードの瓶ビールのほか、缶ビールやレストランなどでタンクから提供されるビールには問題ない。

 

 

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