2018年4月5日 第14号
高い人気を誇っていた自由党政権ジャスティン・トルドー首相の支持率が、急速に低下していることが世論調査で明らかになった。
CBCによると4月3日時点で、自由党支持は34・2パーセント、保守党は37・3パーセントと約3ポイント保守訂正先週掲載した「カナダ政府、ロシア外交官4人を国外追放」記事中の、「元ロシア秘密工作員毒殺事件」は、「元ロシア秘密工作員毒殺未遂事件」の誤りでしたので訂正します。党が上回っている。新民主党(NDP)は18・4パーセント、グリーン党は5・9パーセント、ケベック党は0・1パーセント。
自由党の支持率が下がり、保守党に抜かれたのは3月5日の調査で、自由党35・6パーセント、保守党38パーセントで、ついにトルドー自由党政権になって初めて、保守党がトップに立った。
自由党政権は2015年10月の選挙直後の49パーセントからしばらくは、高い支持率を維持していた。しかしそれが急降下し始めたのが2016年11月。この時トルドー政権は、トランスマウンテンパイプライン拡張工事計画承認を発表した。
2017年には38パーセントまで落ち込んだが、その後、野党に対する期待が薄いことから支持率でリードを守っていた。しかしインド訪問後からさらに落ち込み、ついに保守党にトップの座を明け渡した。
各調査会社で多少ばらつきがあるものの、ナノスリサーチで自由党39パーセント、保守党34パーセントとしている他は、イプソスでは自由党31パーセント、保守党39パーセント、アンガスリードは自由党30パーセント、保守党40パーセントと10パーセントも差が開いている。
自由党政権の支持率はトルドー人気に支えられてきた部分が大きく、政権奪取から2年半が経ち、そろそろトルドー人気にも陰りが見られるのでは、と分析されている。
ただ野党保守党アンドリュー・シェア党首や新民主党(NDP)ジャグミン・シング党首の知名度がまだ低いため、これからの自由党の政策次第では、盛り返す可能性も大いにあるとの見方がある。その一方で、政権奪取後公約をことごとく破ってきたつけが、インド訪問での失態が引き金になって、支持率低下につながっているとの見方もあり、どちらにしてもこれから次期選挙までの1年半はトルドー自由党が真に国民から試される時保守党シェア党首ほかの人でもできるはず。」と、バッシーさんは自分の体験が肥満で悩んでいる人の助けになればと願っている。期になると多くの専門家はみている。
連邦総選挙は2019年秋に予定されている。