2018年3月29日 第13号

 消火器や一酸化炭素警報器などの安全・警報装置の製造メーカー、キディ(Kidde)が、センサーの不具合から煙探知機をリコールすると22日、発表した。

 対象となるのは、センサーを2個備えたデュアル・センサー・モデルで、型番が PI2010と PI9010の二種類。小売店やオンライン上で2016年9月から2018年1月まで販売されており、アメリカでは約45万2千個が、カナダでは約4万個が出回っていると、キディでは説明している。製造中のセンサー破損を防ぐため、1個のセンサーに被せられた黄色い保護キャップが完成前に取り外されず、残されたまま出荷されてしまった。この状態では火災が検知できないという。

 この黄色いキャップは、検知器本体横のスリットから目視で確認できるので、リコール対象であることがわかった消費者は速やかに同社に連絡をとり、無料交換の手続きをとるよう呼びかけている。

 煙探知機の表面には、『Kidde』の刻印があり、型番と製造年月日は、本体裏側に印刷されている。

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。